赤ちゃんのおむつが取れる時期、いわゆるトイレトレーニングが完了する時期は2~3歳がほとんどを占めます。
トイレトレーニングを始めるのが2歳なりたてから2歳半あたりが多く、半数の子が2歳半~3歳半までにおむつが外れています。
ただし、これも個人差が大きいものです。
おむつが外れる条件として、一人で歩ける、言葉の発達が進んできている(親の言っていることが理解できて、会話ができる)、おしっこの間隔が開く、ということがあります。
2歳半~3歳半ぐらいになると意思の疎通が図れるようになる子が多いため、トイレトレーニングが進むようになる時期といえます。
初めてのお子さんの場合、トイレトレーニングのやり方に悩むママさんも多いです。
まずは、布パンツやトレパン、おまるや補助便座、踏み台などのグッズを準備します。
トイレという個室空間を怖がる子も多いので、好きなポスターや好きなキャラクターのグッズを置いたり、トイレは楽しい所という認識をつけます。
トイレ関係の絵本やDVDを見せるのも効果的です。
そして実際にトイレに座らせてみます。
初めは1時間おき、と時間で区切って座らせ、徐々におしっこの間隔が長くなるよう連れていく時間も間隔を長めにしていきます。
だんだんともぞもぞしたり隙間に隠れたり、おしっこやうんちの前にする行動が見られるようになったらもうあと一歩です。
あとは自分から「トイレ」と言ってくれるのを待ちます。
と言うのは簡単ですが、実際はこの期間は早く始めた子は数か月続きます。そしてトイレで成功するよりも、おもらしをすることの方が圧倒的に多いです。
トイレトレーニングはママがどうにかしようとしても最後は子ども次第で、ママには如何ともできない世界です。
環境だけは整えてあげて、トレーニングを続けながら気長に待つ、おもらししても腹を立てないといった気持ちで臨むことが大切です。
ただし、月齢が3歳半など遅い時期からトレーニングを始めると、言葉の成長が進んでいるので1週間などの短期間でおむつが外れたという話も多々あります。
また、夜寝る時のおむつについては、膀胱がおしっこをためられるよう大きく成長したか否かがはずれるポイントなので、トレーニングではなく体の発達により時期が異なります。
ゆっくり目な子は6歳ぐらいまで夜は念の為におむつをしているという場合もありますし、昼間のおむつと違って4歳でも使っている子はまだ沢山おり、4歳台で外れる子が多いですが焦る必要は全くありません。